2002.10.12 D100にて

さて待ちに待った週末です。紅葉シーズン突入でお天気にも恵まれ最高のドライブ日和です。 本当はまた乗鞍へ行こうと思っていたのですが、金曜日の夜は先輩の送別会で帰宅が遅かったし飲み過ぎたので夜通しドライブが出来ませんでした。しかもネットで情報を収集したところもう乗鞍山頂は氷点下で積雪もあるとのことで、紅葉どころではないと聞き急遽行き先を変更しました。 ならば先週行きそびれた草津白根山とも思ったのですが、紅葉のピークが過ぎてしまったと聞きこれもドタキャン。じゃぁ車中泊で尾瀬と谷川岳に行こうと午前3時半に出発しました。 今日はなんと睡眠時間2時間！です。あぁ〜眠い！！

時雨の滝にて

尾瀬に行く前にお気に入りの紅葉のスポットである群馬・水上の「照葉峡」に立ち寄りました。 水上と尾瀬戸倉を結ぶ渓谷沿いのローカルなルートには迫り来るようなブナ原生林の美しい紅葉が広がります。渓谷沿いには11の滝が点在して情緒あふれます。遊歩道が所々あり、関東の奥入瀬とも言われているとか。 道は狭いのですが、尾瀬の入り口の鳩待峠に通じていてマイクロバスとタクシーが頻繁に行き交います。 尾瀬に比べると知名度がかなり低いですが、シーズン中でも比較的ゆったりと紅葉を楽しむことが出来るのでかなりのお気に入りです。

見上げれば素晴らしい紅葉

遊歩道からハイキングコースに抜ける小道はブナの枯れ葉でふっくらジュウタンで踏み心地がとっても良いです。 ぶらりカメラを携えて林の中を散歩しました。何だかとっても癒される感じです。

奥利根水源の森にて

水源地帯だけあってブナの原生林はボリューム満点で見応え十分です。 ここから先は狭い荒れた林道です。 林道と言っても観光用なので4輪駆動車でなくても通行可能ですが、カプチーノなどの地面からボディーの距離の短いスポーツ車は泣きが入るでしょう。 このルートは一方通行なのですが、時折逆送するファミリーカーや逆送暴走するモトクロスバイクに遭遇しますので、見通しの悪いカーブは気を付けましょう！なんてコッタ！！

荒廃しかけた林道をクルマでハイキングドライブ カプチーノでは何度もお腹をするの確実！ファミリアで良かった！

ルートの所々には小さな駐車スペースが確保してあり、クルマから降りてゆっくり紅葉景色を楽しんだり散策を満喫できます。 渓谷沿いの道は観光マイクロバスやファミリーカーで大賑わいですが、この林道は意外に空いてガラガラです。紅葉の景色もなかなか楽しめるのに意外な穴場かもしれません。 本当は尾瀬と谷川岳に行くつもりでしたが、夕方までたっぷり照葉峡にいて楽しんじゃいました。

湯テルメ・谷川にて

重いカメラや交換レンズを携えてハイキングしたからすっかりお疲れなので、温泉に入ることにしました。 この近くにはマイベスト2の宝川温泉があるのですが、今日は新規開拓する事にしました。 水上の外れの谷川温泉郷にある町営温泉施設「湯テルメ・谷川」に行きました。 谷川のブナ林渓谷の中にありロケーションはバッチリです。 ただ連休中と言うこともあり非常に混んでいました。30台位しかない駐車場に入るのに渋滞30分待ち、貴重品ロッカーに行列、更衣室は満員通勤列車状態、露天風呂は芋洗い状態、休憩室も超満員... ただ混んでいることを別にすれば、ブナ林に囲まれた大露天風呂は森林浴を満喫できるし、林立するブナの大木は壮観で、ミネラルたっぷりのやや濁ったお湯は優しくいつまでも長風呂したくなる気持ちが良いものでした。500円とリーズナブルなところも嬉しいです。 さて気になる評価は甘めに採点してかな。

魅惑のドラフォト体験！ もちろん危ないのでノーファインダー撮影！

本当は車中泊して明日も何処かへ行こうと思っていたのですが、さすがに前日睡眠2時間では体力的にはこれが限界なので、帰ることにしました。 ストレージ（モバイルハードディスク）があるので、2GB近く撮影できたので、日帰りドライブとしては満足です。 日帰りとは言え帰りの関越道では激しい睡魔に襲われ各パーキングエリアやサービスエリアを各駅停車状態でした。 これは危ないと思い静かそうなパーキングエリアを選んで車中泊して眠気を取りました。お疲れ様〜って感じです。 さて気になる燃費報告ですが、約400km走行で13.0km/Lでした。エアコンは使わず、流れに乗って軽快に飛ばす走り方での値です。 高速は法定速度1〜2割り増しでエンジン回転数を一定にするように心掛けました。もちろん安全運転？もね。 1tを越えるボディー、AT、1500ccで考えればなかなか健闘しているでしょう。なおお財布に優しいレギュラーガス仕様です。

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