No.33 03/02/22
春咲きどり!河津桜を見に行こう!伊豆半島ドライブ
極上の温泉と満腹グルメ巡り

いつもと変わらない週末の金曜日、会社から帰宅したのは22時頃。何気なく夕刊を見ると一面トップの桜と菜の花の写真が踊っていました。
記事を読むと早咲きで有名な伊豆半島河津町の「
河津桜」が見頃で春の訪れを告げているそうです。
ならば思い立ったが吉日と言うことで、早速ネットであちこち情報収集して出発です。
急な予定だったので、睡眠時間2時間でレッツゴー!(涙)
ブロードバンド対応と言うことでいつもより一回り大きな画像でご紹介しますね。(笑)



甲州街道でミッドナイトバトル 撃早!ルノー5?!

伊豆半島まで行き桜だけを見て帰ってくるのはもったいないので、温泉&グルメ情報をネットで探しまくりました。クルマに荷物を積み込み準備が出来たのはまもなく午前1時でした。そして慌てて仮眠です。

不思議と目覚まし時計のワンコールだけで目が覚めました。緊張感が違いますね〜(笑)
さて静かにエンジンを掛け東京都東久留米市の自宅を出たのは午前3時ちょうどです。
都内を抜け中央道から小田原厚木道路を経由して数々の有料道路を行く定番のルートです。お金が掛かるけど燃費が稼げる快速安心確実なドライブです。




伊豆半島・北川温泉にて

マイベスト黒根岩風呂で朝一番風呂に入りたくてこんなに無理をして出かけたのです。
営業開始時間午前6時半を目掛けて快走したので、午前6時には何とか到着しました。
あたりは真っ暗な未明から徐々に薄明るくなってきました。
日の出の時刻は同50分頃なので露天風呂ベストポジションを確保するためにも一番風呂一番乗りが必須です。


デジカメ(D100)を最高感度ISO1600にして手持ち撮影

黒根岩風呂にて

温泉街の隅の海岸縁にあるこの露天風呂には管理人が詰める小屋が受付です。
管理人のおじさんは湯温を測り身支度をして営業の準備をしていました。
そこへ先客のお兄さんが詰め寄り何かコソコソ話をしていると思ったら、あららオープンしてしまいました!
営業は6時30分からでしたが、時計を見るとまだ6時10分です!あ〜!逃した!慌てて専用駐車場にクルマを置き、私も掛け込みました。

吹きっさらしの脱衣所(カゴとスノコしか無いのは男性用、女性用は小屋がある)で先客のお兄さんの正体が判明。
遠山の金さんバリの桜吹雪が全身に舞う一目見ただけで忘れない恐いお兄さん(滝汗)でした。
その方が奥の展望露天風呂につかりこちらが死角になったところでこっそり(迷惑を掛けないように)と撮影しました。実質20分間はこの2つの露天風呂は私一人貸し切り独占状態でした。

「アメリカを見ながら入る野趣風呂」と岩風呂に書いてあるように眺めは最高の絶景露天風呂です!
泉質は無色透明系の優しく滑らかなお湯で長風呂をついしたくなります。


岩風呂2種(深さ十分の温め、浅い熱め)と展望露天プール


早朝独特の空気感がたまらなく癒しを演出!


聞こえてくるのはさざ波と背後の源泉掛け流し

慌てて入浴に駆け込んだので入り口から海岸沿いのこの温泉の風景を撮り損ねたのでご紹介します。
道ばたからだと堤防の下の死角だけど入り口の階段を降りると波打ち際間近であることがよく分かりますね。

高台の堤防が切れるところから身を乗り出して温泉街を臨むとこんな感じです。
今日は波が少しシケているようですね。

手前に見える丸いプールみたいなところは視線も高くて見晴らしが良くて人気でした。下の2つの岩風呂からは死角になるので時間帯によっては女性専用になるらしいです。
今の時間帯はどの湯船も混浴です。
意外に若い女性でも堂々と入浴してきてむしろ男性の私の方が目のやり場に困る感じでした。


さぁほてった体をクールダウンするための窓を全開にしてシーサイドラインを快走です。
あぁこんな時オープンカーだったら良いなと思ったけどカーナビはこのクルマにしか付けていないので今日は我慢です。
河津に近づくにつれ沿道にほぼ満開に近い桜がきれいに咲いていました。
本当はクルマを停めてゆっくり見たいところですが、どういう訳か路上駐車がしにくいところにしかきれいに咲いていないんですよね。
仕方が無いので流れ行く背景として楽しみました。


目測で適当にカメラを向けノーファインダー撮影



ここがメインの花街道 お昼頃には満員列車並の混雑らしい

河津町・河津川護岸にて

河津町まで来ると桜祭りとして町をあげて準備していました。町内のあちこちの臨時駐車場が設けてあって桜並木に近いところほど早く埋まっていました。
私の到着した7時半前には河津川沿いのこの菜の花と河津桜並木のスポットに一番近い駐車場はほぼ満車でした。料金はどこも一律1日500円なので良い場所は早い者勝ちです。小さいラピュタのお陰で何とか滑り込みで停めることが出来ました。
まだ時間が早いせいか人ではまばらだし出店の準備もまだまだ始まったばかりでしたが、重装備のアマチュア写真愛好家が沢山いました。私のその一人かな?

良い写真撮るならやはり朝です!人影も少ないし何しろ空気がきれいなので風景写真にはもってこいです。本当はあと1時間は早く来たかったのですが、朝一の露天風呂にどうしても入浴したかったのでこんな時間になりました。まぁそれでも8時前ですが...

一番人気の河津川の橋の欄干から望遠レンズでシャッターを切ってみました。見事な桜並木と菜の花のコントラストが非常に美しかったです。
昨年買ったデジタル一眼レフのお陰で自分的にはかなり満足度の高い写真を撮れるようになりました。コンパクト単焦点カメラ(デジカメ)ではこんなにはは撮れないですね。


背後のJRからも絶景が見えるらしい

もうすぐ満開に近いピークの始まりの河津桜を撮影できました。
ちょっとお天気が曇天気味で光線が物足りないけどあとは腕でカバー?!
もっと技術が有ればもっと見栄えがしたかな。
桜の淡い色彩を引き出すのって結構難しいです。もっと腕あげなければと反省します。
少し離れたところから見る景色も素晴らしいのですが、桜並木の下もなかなか圧巻です。
歩道を覆い隠すような勢いで咲いているので見応え十分です。
思わずお散歩が楽しくなる河川敷コースです。

桜と菜の花と河面のコントラストが本当に印象的できれいでした。

気持ちよくシャッターを沢山押しリラックスできました。

桜並木の裏では町営温泉スタンドが活況でした。
妙に町の雰囲気に溶け込んでいました。

ペットボトルやポリタンクで持ち帰るレベルではなく湯船を満たす量を汲んでいました。
スタンドからたつ湯気と熱気で良い雰囲気でした。


尾崎ウィングにて

さてさらに伊豆下田方向に南下する途中で無料眺望休憩スポットに立ち寄りました。
今日は早朝からガスっていて待望の日の出を露天風呂から拝めなかったけど、やっとここで大海原の上に凛として輝く太陽を拝めました。

木道のテラスを歩くとこんな眺望ポイントが拝めます。
ドライブしていると時折こんな景色が一瞬見えますが、やはりクルマを停めてゆっくり見たいですよね。
思いっきり深呼吸してストレッチ体操して気分転換してみました。
ついそんな事したくなる雰囲気です。


伊豆下田 河内温泉・金谷旅館にて

TVや雑誌で取り上げていてかなり有名なところらしいのですが、どういう訳か私は存在は知っていたものの何処にあるのか分からなくて長年探していた温泉です。
静かな環境にある江戸末期創業の老舗旅館の名物風呂の千人風呂が楽しみです。
相互リンクの
こちらのサイトで知り探し訪ねました。


古き良き日本の風景がここに有りって感じかな


昔ながらの味のある温泉宿
このひなびた感じがとっても好きなのですが、その雰囲気を壊してはいないのだけどとってもユニークな建物がありました。
小ぶりではありますが天文台のようです。
きっと夜空がきれいなのでしょうね。


プラネタリューム?完備


迷惑を掛けないために誰もいないことを確認してから撮影
訪ねたのが土曜日とは言え9時過ぎだったので宿泊客のチェックアウトで忙しそうなところでした。
それでも日帰りの入浴客に対してもきちんと丁寧な対応をしていたので非常に好感を持ちました。
そんな訳で宿泊客が入浴していない時間帯だったのでこんな広い浴場を一人貸し切り状態でした。
なかなか趣のある脱衣所から引き戸を開けるとご覧のような視界ゼロに近い湯気一杯の浴場でした。その湯気の雰囲気をさらに盛り立てる総檜の床、壁や湯船から漂う木の香りです。
好きなんですこんなに湯気たっぷりの温泉!もう最高の気分です!

千人入れそうな混浴木造内風呂(千人風呂)は日本一の総檜大浴場で、長さ15mx幅5mのプールのような大きさです。実は他の入浴客いないのでずっと泳いでいました。
壁際は腰掛けがあって大人が座ると首から顎のところまで水面が来るくらい湯量豊富です。
女湯(万葉の湯)も国内最大の木造湯だそうです。

20分位は独占状態でしたが、さすがにその後にお客さんが次々と入ってきました。しかもタオル1枚の若い女性も入浴です。
そうかと思ったら同世代のバカップルで相方の男性はマリン防水キットを装着したビデオカメラで撮影しながらイチャイチャし放題でした。完全に場の雰囲気を打ち壊していたのでビデオを取り上げて怒鳴ろうと思いましたが、トラブルはゴメンなのでグッと我慢です。
撮影するときは他の人がいないかそっと静かに撮りましょう!他の入浴客を不快にしてはいけません!私もなるべく心掛けています。
大事にしたいです混浴温泉の静寂な雰囲気!


木漏れ日もたまらなく情緒を盛り上げますね

自家源泉の弱アルカリ性無色透明のクセの無い優しい泉質のお湯が惜しげもなくドバドバ源泉掛け流しでした。

浴槽によって熱湯、微温湯と選べるので好きずきでお湯を楽しめます。交互に入ればより長い時間長風呂を満喫できます。

他に打たせ湯、貸し切り湯が有ります。

とにかくゆったりと気持ちよく入浴できるので大のお気に入りになりました。
今日は本当に長風呂で休み休み出たり入ったりして2時間近くも入浴してしまいました。(笑)
そんなに長風呂しているのは私だけで、混雑していた浴場内もまた空き30分位は一人貸し切り状態でした。

千人風呂の奥の引き戸を開けると隠し部屋のような露天風呂がありました。
垣根と壁に囲まれた箱庭のような露天風呂なので真上の空しか見えませんが、プライベートな空間として楽しめます。
一部浅くなっている底には小石が敷き詰めてあり足裏を刺激するのが本当に心地よかった。
打たせ湯も兼ねていて湯量がちょうど良かったです。

無料の休憩所は昭和初期の旅籠を醸し出す純和風のほっと落ち着く場所でした。

入浴料は1000円ですがコストパフォーマンスは高いと思います。
もちろん評価はマイベスト


南伊豆町・下賀茂にて

さらに伊豆下田から最南端の石廊崎を目指さないで横道にそれ青野川沿いの菜の花畑に行きました。
地平線の彼方まで続きそうな位広大な菜の花畑に遭遇しました。
自分が花粉症である事を忘れさせてくれるような思わず心躍り出すようなウキウキした気分になります。

もう春の盛りなんですね。満開の菜の花がとってもきれいでした。
関東有数の広大な菜の花畑です。

嬉しいことにこの界隈では駐車場が無料なのです。
つい気兼ねなく寄り道したくなります。
まぁ歩いて回りきれないほど青野川沿いに菜の花畑は続くのでマイカーの利用は必須です。

折角の菜の花畑ですから愛車の撮影をしてみました。
三脚立てて望遠レンズに一眼レフ、ケーブルレリーズですからパッと見でカタログ撮影しているカメラマンと思われました。ちょっとした人垣が出来てキンチョーしました。(笑)
実は見かけ倒しのチョーアマチュアカメラマンなのですが...


観光用馬車が情緒を盛り上げます

南伊豆町・下賀茂温泉近郊にて

さらに青野川上流方向にクルマを流し、桜と菜の花で覆われた護岸にたどり着きました。
ここに来たのは初めてでしたが、この風景を観光ガイドで見たことがあったのでそうかここにあったのかと驚きと感動でいっぱいでした。

朝に訪問した河津町の桜並木も良かったけどここのはさらに奥行きとワイド感があって見応えはかなりありました。
どことなくローカルな感じも心落ち着く感じですっかり気に入りました。
人の混雑度もずっと穏やかなので得した感じです。
ここまで寄り道して本当に良かったです。

ピクニックするには最高のロケーションです。ちょうどお昼時でお弁当を広げて楽しく談笑している家族連れが羨ましかったです。


ピンクと黄色のコントラストが美しい


河川敷を覆う菜の花が魅力

こんなに良い場所を知ってしまったので今度(来年?)はもっと早くに来て人影のない景色を撮りたいです。

今日の天気予報は曇りのち午後から雨でしたので何とか持ちました。
実は今日一日気になることでした。


西伊豆・マーガレットライン(R136)にて

本当は伊豆下田界隈でグルメ巡りをしようと思ったのですが、もう既に13時を回っていたのでそろそろ折り返し時間です。
まだまだ見たい行きたい入浴したい食べたいスポットは山ほどあるのですが、日帰りドライブですので無理は禁物です。まぁ睡眠2時間でロングドライブしているので十分無茶していますけどね。
さぁ帰りましょう〜!来た道を戻るのはつまらないので西伊豆経由で伊豆半島を一周して帰路に着くことにしました。

今回は涙を飲んで魅力的な西伊豆を素通りです。
交通アクセスの比較的良い東伊豆に比べて道はクネクネしていて追い越し禁止車線が永遠続きストレスがたまりますが、車窓の風景は良いです。

景色の良いR136をずっと北上し土肥町から修善寺、伊豆長岡を抜けて沼津を目指しました。結構走り出があり沼津に近づくにつれ混みだしました。南北に走る幹線道路は唯一片側1車線の1本しかないので混むのは宿命ですね。
MT車だったら半クラッチの連続で足がつりそうですね。今日はやっぱりAT車で良かったです。
でも逆方向の車線は修善寺から沼津まで永遠に壊滅的なウンともスンとも言わない断続渋滞中だったのでそれよりは遙かにマシです。修善寺以北で渋滞にハマルと夕食の時間に間に合わない感じです。


沼津港・魚河岸 丸天にて

非常に混雑していて断続渋滞からやっと抜け出してたどり着いたのが沼津市街の南側にある沼津港です。
いつもならそのまま東名高速に乗り帰京するところでしたが、今日は事前にこの界隈のグルメ情報をゲットしていたので行ってみました。
相互リンクの
こちらのサイトで絶賛していた魚料理の安くてボリューム満点で旨いと評判のお店にチャレンジしてみました。
本当は遅めの昼食とも思ったのですが、到着したのは非常に中途半端な16時過ぎでした。夕食では早すぎるし準備中だったら無駄足になるなと悩みましたが、恐る恐る行ってみました。

心配をよそに沼津港周辺の料理屋やお土産物屋の中でひときわ混雑して行列の出来ているお店がありました。それが噂の名店でした。


午後4時だというのにこの賑わい


えっ!名物のかきあげ どうやって調理したの?
何がすごいってこの時間に行列が出来るくらい人気と言うだけでなくメニューが凄すぎる!
名物のかきあげはご覧の通りの巨大な円筒形です!
これは店先のロウ見本ですが、実物はこれに負けないくらい巨大です。
本当に度肝を抜く圧倒的なボリュームの内容にビックリ感動させられます。
大きさだけでなく魚屋さんが経営しているだけあって新鮮な魚介類を様々に調理していて盛りだくさんです。
一人だったので行列の団体さんの順番を飛び越して店内のカウンター席に難なく座れました。
店内は非常に活気があって賑わっていました。厨房は戦場のような忙しさで大勢の賄いさんが働いていました。
オーダー係りの数人のおばちゃんが忙しく店内を動き回っていました。
席に着いてからしばらくしても水も来ないしオーダーも聞きに来ないので「スミマセン〜」と声を掛けたら「今忙しいの!後にして〜!!」と怒鳴られました。(汗)
ここではお客さんよりこのオーダー係りのおばちゃんが偉いんです!大人しく待っていないと怒られます!


縁起物の伊豆長岡の七福神人形 手に持っている物がユニーク
しばらくしてそのおばちゃんの顔色伺いながらタイミングを計ってようやくオーダーできました。
初めての来店だとかなり困惑しますね。(笑)
まず新鮮なプリプリとした美味しい生桜エビを前菜に頂きました。
エビ本来の旨さが出ていて味わい深いモノでした。
都内のスーパーで買うと結構高いのですが、これで380円なら安いのではないでしょうか。
酒のつまみで食べても最高に旨い感じです。


生桜エビ(380円)プリプリ旨い!


カニ味噌汁 だしが旨すぎる!
おばちゃんの勢いに負けて普通の味噌汁からお薦めのカニ味噌汁にしたのですが、これも大正解でした。
身の引き締まった毛ガニがドカッと入っていて良くダシが出ていて旨かった。
さぁ待ちに待った人気メニューのマグロのテールシチューです。
お盆の様な大きなお皿にぶつ切りの大きなマグロのシッポが入っています。見た目ではハンバーグのように見えますが、中央部に骨がしっかり入っています。シチューは甘口で濃厚な味でかなりいけます。
箸を肉に入れると容易くほぐれてなかなか良い感じです。口に入れるまでどう見ても牛肉のかたまりかハンバーグにしか見えませんが、しっかりマグロです。でも脂も乗っていてこれが本当にマグロ?!と絶句してしまうほどトロリと旨いんです!こんなに美味しいマグロ料理は生まれて初めてでした。
随分お腹が空いていたけれど量がもの凄くてもったいないけど半分残してしまいました。


マグロのテールシチュー(900円) 最高に旨い!!


帰宅は午後9時頃でした。あーあぁ疲れた!だけどとても充実して楽しかったです!今度は泊まりがけで行きたいです!
本日の走行距離は463Kmで燃費は13.1Km/Lでした。高速を飛ばしワィンディングを小気味よく快走し少々の渋滞にも巻き込まれたのでかなり良いデータでしょうか。
カプチーノなら18Km/Lでしょうか?う〜んやっぱりあっちで行けば良かったかな。(笑)


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