Why?/なぜこうなったの

カプチーノ(Cappuccino)との偶然(運命?!)の出会い

それは98年に入った頃の出来事でした。そのころ私は社会人になり初のフルボーナスを貰い気持ち的にゆとりがあったせいか、次に買うパソコンや近い将来購入する車が何がいいか色々なホームページを見たり雑誌・カタログを眺めていました。また会社帰りには連日、自宅近くの新車・中古ディーラーで色々物色していました。今乗っている家族のポンコツ(11年落ちのシビック)の車検が1年残っていたので次のボーナスか来年あたりに購入しようと心に決めていました。

いつものように会社から帰ってきてメールの未読を確認し、何気なくネットサーフィンをしていました。各メーカーのホームページに食傷気味だった私は何か個人の面白いページはないかとてきとうにネットサーフィンをしたところそのページは有りました。

”CAFE Cappuccino”(現Cappuccino PRESS)というとってもcool!なサイトです。Fukamiさんという女性が作られているページで、その内容にすっかり魅せられてしまいました。

カプチーノ?ってコーヒーか?…そんな程度の知識でしが、日に日に興味が増大していきました。世の中にそんな車が有ってもいいなぁと共感していました。


Process/衝動買いするまで(1)

偶然の立ち読み

激安カプチーノ

週末の金曜日に会社帰りに立ち寄ったコンビニで何気なく手に取った  CarSensor(中古車情報誌)をパラパラめくりまた何気なくカプチーノの物件表を見たところ超お買い得(激安)な物件が有った。
記載ページを調べてみるとなんと自宅の近所ではないか!連日深夜のディーラー巡りではポイントから漏れていたディーラーだった。
こんな所にも店があったのか?!気が付いたら私は一路その店に向かっていました。



PM10時過ぎと言う時間が時間だし開いてはいないと思いましたが、一目見たくて紹介頁を頼りにお店に着きました。やはり人っ子一人いません。敷地境界にはアコーディオンカーテンみたいなのが張り巡らされ進入不可だったので、薄明かりの中を外から目を凝らして探しました。

あれっ?!無い!!30分近くかけて探したのに店頭に有りません。他に目隠しや死角になるところは見あたらないのに…もしや売れてしまったのか?

実はカプチーノ(略してカプ)の現物は見たことが無かったんです。だから、見落としてしまったのか…



91年東京モーターショウスズキブース

可愛いお姉さんとカプ
91.11.4


超レアなカプの断面写真
その夜、悔しいのでカプの載っている記事や写真を探して気を紛らわせたところ、昔(約8年前)高校時代に初めて行った時撮った東京モーターショウの写真の中からなんとカプが写っていたんです。
その頃はちょうどバブル景気のピークを越えたとは言え明るい世の中でした。
でも私はあまり華やかな車には興味が無くH社のハッチバックがお目当てでした。


翌日朝一番にダメもとでお店にTelしたら、”有る”とのことで即家を出ました。

注:別にカプは買うつもりはありませんでした。ただ本物が見たかっただけです。

店に着くと昨夜には空きスペースだった所にそれは鎮座していました。

Now on sale!

なんて小さくて可愛らしい車なんだ〜と思っていると奥から店長(いかにも昔は湾岸・峠を根城にしていましたと言う感じの人)さんが出てきて、親切に色々勧めてくれました。店長さんとの会話をスムーズにするため昔MT車に乗ってたんだけど(教習所で…心の叫び)自分専用の車が欲しいと心にも無いことをズラズラ世間話していました。あまりにも対応が良かったので断りにくくて、冷やかしで試乗して断ろうと考えました。

でも私は免許を取って5年目(ブランク4年、乗り初めて1年)でパワステATしか乗ったことがない!オモステ、MTだよこの車は…悩んでいると店長との会話がトーンダウンし小忙しそうに奥へ行きそうになりました。そこで、助手席で良いから試乗させて下さいと懇願したところOKでした。

それが運の尽き…まさかそれから数十分後に仮契約するとは…


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