No.23 河津桜に誘われて伊豆半島一周お花見ドライブ(静岡・伊豆半島)

先週に引き続き今週も早春の気候を求めてドライブに出かけました。
今回は日本一早い桜のお花見が出来るとして有名な伊豆の河津桜を散策しようと思います。
伊豆は東京からは地理的に遠く理想的には1〜2泊するのが良いのですが、私は強行スケジュールで日帰りドライブを敢行しました。
今日はいつもよりずっと早起きして早め早めのスケジュールを組み立ててシーサイドドライブ、美しい風景や温泉を満喫してきました。




地図をクリックしてね
朝3時過ぎ(!!)に東京都東久留米市の自宅を出て東名高速(1050円)を利用して厚木ICから小田原厚木道路(600円)、真鶴道路(210円)、熱海ビーチライン(250円)を利用して伊豆半島の玄関である熱海に出ました。
東京方面から伊豆に向かうとちょこちょこ小銭をもぎ取られていきます。しかも全部ハイウエイカードが使えるわけではないので面倒くさいです。
途中東名高速の海老名SAで早めの朝食を取り眠い気持ちを切り替えました。

コース(場所ごとに各リンク先へ飛びます)
東伊豆エリア
熱海〜国道135号線〜伊豆北川・黒根岩風呂〜河津・桜散策〜国道414号線〜河津七滝ループ橋〜天城峠〜大滝温泉「天城荘」〜七滝茶屋〜

南伊豆エリア
爪木崎〜国道136号線〜日野・菜の花畑〜マーガレットライン(国道136号線)〜子浦・今津屋〜南伊豆マーガレット畑〜

西伊豆エリア
沢田公園露天風呂〜土肥〜西伊豆スカイライン〜修善寺・独鈷の湯〜修善寺道路〜伊豆中央道〜三島〜県道21号線〜裾野・回転鮨「魚がし」〜御殿場〜須走〜東富士五湖道路〜河口湖〜中央道〜都心へ

参考ドライブコース
ファミリア・ショートワゴン編





交通量はごく僅か飛ばしすぎに注意

早朝の高速を快調に飛ばし6時過ぎには熱海を通過し伊豆の海岸線を南へ走っています。
比較的見通しが悪くカーブや勾配がある国道135号線ですが、ところによって海岸線ギリギリの箇所を何度も通るので清々しい朝の海岸風景をたっぷり堪能出来ます。
もう間もなく夜明けです。海岸線辺りがまばゆく色付き始めました。
この繊細かつ鮮やかな空のグラデーションは私の大好きな景色なのでつい気持ちがハイテンションになってしまいます。
そして、窓を全開にして気持ちが良い朝の潮風をたっぷり味わいました。


時速数十kmで走行中の為ノーファインダー撮影


正月のトップ画像に使おうかな
6時20分に伊豆北川(いずほっかわ)の黒根岩風呂に到着しました。
ちょうど私の到着を待ちわびたように遙か彼方の水平線の先の島影から深紅の太陽が昇ってきました。
思わず鳥肌がたってしまうほど感動的なご来光です。
あぁかなり無理して早起きして出発して良かったと苦労が吹っ飛びる思いです。

すぐ脇の無料駐車スペースにカプチーノを停め入浴料600円を払い海岸下の露天風呂に駆け下りました。
6時30分から入浴開始と言うことでどんどんお客さんが入ってきました。颯爽と服を脱ぎ一目散に入浴しました。湯加減はやや熱めと熱めの2種類の岩風呂でもちろん水着禁止の混浴です!まさに老若男女の垣根を越えた楽園です。(大げさかな)
風情とさざ波の音ををたっぷり味わい朝から非常に気持ちが良くなりました。
7時過ぎには行列が出来るほど混み始めたので惜しみつつものぼせないためにあがりました。

外来入浴は私だけで他のお客さんは界隈のホテル・旅館に泊まっている人たちでみんな浴衣姿でした。この方々は入浴料無料の事でした。


潮風と湯煙が良い雰囲気


太平洋と日の出を一望


波しぶきもオツですね
ダイナミックな露天風呂としては
伊豆界隈最高クラス



さぁ早くも今回のドライブの目的である河津温泉郷の河津桜とのご対面です。
7時30分過ぎと言うとても早い時間なのでまだ観光客は殆どいませんが、地元の露天商の方々が忙しなく準備に追われていました。
なるべく人がいないような静かな箇所から河津桜を散策しました。


桜と菜の花の対比が綺麗至極


本当は車両通行禁止(知らなかった...)
街中に花開く河津桜ですが、見応えのある地区は限られていてそこをぶらぶら流しました。
街の至る所に大型の駐車場(1日1000円)がありましたが、時間がまだ早いのでパスしました。聞くところによると土日は何処も9時頃には満車になり市内中の道は大渋滞になるらしいです。
行く当ても無いので行商のトラックについていくと桜並木が素晴らしい裏道に出ました。
桜は概ね6〜7部咲きと言う感じでしたが、ここの桜は寿命が長くあと1ヶ月くらいは楽しめるそうでした。
裏道をとろとろ徐行しているとまた絵になる桜と菜の花が美しいポイントを発見しました。
やっぱり観光は早起き朝一番が最高ですね。


ここも昼間は車両通行禁止(早朝のみ通行出来る?)

河津桜は花が大きくて鮮やかで繊細なピンク色が印象的です。



露天風呂とお花見を満喫したので今度は走りを楽しむために内陸へ国道414号線をのぼりました。
海岸線沿いは温暖な気候でしたが、標高が上がるにつれ風は冷たくなり山間の風景はまだ冬でした。


右折河津七滝、直進天城峠


吸い込まれるように迫ってきます
エンジンの回転数も高鳴りドライブミュージックをうち消すようにギアを操作します。
目の前にそびえるのが河津七滝ループ橋です。
直径80mの巨大なループ橋で2回転する間に45mも上昇するそうです。かなりカーブがきつくてスピードを出しているとG(重力)を感じてしまいます。
天城トンネルを越えて狭い小道を曲がると天城旧道の入り口でした。
入り口で通行注意「路面凍結」とありかなり心配になりましたが、取り合えず行ってみることにしました。


通行注意「路面凍結」


悪路は大の苦手

それが大失敗でした。
旧道は未舗装でしかもデコボコの悪路で車体剛性の低いカプチーノは通るたびにブルブル震え走行中に分解してしまうのではないかと心配するくらいになりました。しかもハンドルが取られそうになるのでギアは1速にして最高速度は10kmです。あまりにも上下左右に揺れるので不覚にも車酔いしてしまい気持ち悪くなりました。もう我慢できないほど気持ち悪くなりました。
しかも道にも迷ったらしく目標の旧天城トンネルにも着きません。悔しいけど途中で引き返りました。Uターンするにもとても難儀しました...

以前普通の車で迷わず行けたのに残念です。この車では悪路は駄目ですね。

素直に来た道を戻り河津七滝方向に走りました。
舗装路がこんなに快適だったんだと改めて痛感させられました。

河津七滝ループ橋の真下にはちょっとした桜の名所がありました。思わずほっとしました。


おおたきと書いておおたると読みます
さぁ気分を取り直して温泉天国に入浴です。
河津七滝温泉郷の大滝温泉「天城荘」に行きました。
車は少し離れた場所にある町営の無料大駐車場に停めました。
ここは16万坪の広大な敷地の中に20以上の湯船を有する老舗の温泉宿で有名です。

大自然の滝や河川を抱え混浴を中心とした様々な温泉が用意されていてまさに温泉天国と言うに相応しい場所らしいです。外来入浴は一部入れない箇所があるらしいのですが、宿泊客は全て体験出来るそうです。

しかしなんと今日は臨時休業!!
事前にインターネットや観光ガイドで調べてきたのに酷い仕打ちです。休みならせめて「営業中」看板外してよ〜!もうガッカリの一言です。


「営業中」看板あれど施錠・従業員無し


洞窟岩風呂「子宝の湯」


ここで授かるのか...(赤面)
文句を言う従業員も近くにはいなかったので法に触れない程度にこっそり温泉に行ってみました。
天城荘は深い渓谷の上にあり温泉はその下に幾つもありました。途中検問所が有り部外者は立ち入れないようになっていましたが、洞窟岩風呂「子宝の湯」だけは見ることが出来ました。
神秘的な気持ちにさせてくれる静かな雰囲気でした。
お金を払っていないし名前が名前なので独り身なのに子が授かると困るので入浴は断念しました。
私が立ち去ると泊まり客のカップルが仲良く入っていきました。邪魔する気は無いので早々に立ち去りました。


渓谷の奥に河津大滝(かわずおおたる)



一番人気の季節限定いちご三昧1200円也

七滝(ななたる)茶屋にて
嫌なことがあれば良いこともあります。
ここでグルメを満喫する事にしました。
いちご生ジュースの大きな垂れ幕に思わず足を止めこじんまりとした喫茶店に入ってみました。メニューを見て一目惚れした季節限定のいちご三昧を注文しました。これは自家製で取れたての新鮮ないちごを使い、いちご生ジュース、いちごミルク、クラッシュドストロベリーの豪華3点セットにしたものです。
人気店らしく私が入店した10時30分過ぎから後から続々とお客さんが入ってきました。あっと言う間に満員になり外には行列が出来ていました。注文してから30分近く待たされたので手持ちぶさたで、周りの多くがラブラブのカップルだらけで少々目のやり場に困りました。
凍らせたいちごをホイップクリームでトッピングしたクラッシュドストロベリーは絶品でした。またいちご生ジュースは無糖だからガムシロップで好みの甘さに出来ます。無糖だと酸味が少し強いので少しシロップを足したら口当たりが著しく良くなりました。コンデンスミルクと大粒のいちごのいちごミルクもたまらないくらい美味しかったです。


[Back] [Next] [Up Page]
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送